血液検査とは?項目一覧でわかることと結果の見方や費用を解説

健康診断の結果にASTやALT、HbA1c、LDLなどの略語が並び、「血液検査とは何を調べているのか」「どの項目を見ればよいのか」と戸惑うことがあります。

血液検査でわかることは多い一方、1つの異常値だけで病気が決まるわけではありません。食事や飲酒などの影響を受ける項目もあり、数値の高低だけで自己判断すると必要な受診を逃す可能性があります。

血液検査の項目一覧を目的別に整理し、結果の見方、ひっかかる主な原因、検査前後の注意点、費用の考え方まで順に確認します。結果票のどこを見て次に何をすべきかが判断しやすくなります。

血液検査とは血液の成分から体の状態を確認する検査

血液検査とは血液の成分から体の状態を確認する検査

血液検査とは、採取した血液に含まれる細胞や成分を測定し、体の状態を確認する検査です。健康診断や人間ドックだけでなく、症状があるときの診断や治療後の経過確認にも使われます。

調べる項目によって、貧血の有無、肝臓や腎臓の状態、血糖や脂質の異常、炎症の有無など、得られる情報が異なります。2026年度の一日人間ドックでも、複数の血液検査項目が基本検査に含まれています。

血液検査で主に確認できること
  • 赤血球やヘモグロビンなどから貧血の手がかりを確認する
  • AST・ALT・γ-GTなどから肝臓の状態を確認する
  • クレアチニンやeGFRなどから腎臓の働きを確認する
  • 血糖・HbA1cから糖代謝の状態を確認する
  • LDLコレステロールや中性脂肪などから脂質の状態を確認する
  • 白血球やCRPなどから炎症の手がかりを確認する

血液検査は「血液を調べればすべての病気がわかる検査」ではありません。検査結果は体の異常を見つける手がかりの1つであり、必要に応じて画像検査や内視鏡検査などと組み合わせて判断します。

血液検査の項目一覧とわかること

血液検査の項目一覧とわかること

一般的な健康診断や人間ドックでは、血球、肝臓・腎臓、脂質、糖代謝などを調べます。ただし、実際に測定する項目は受診する健診コースや医療機関、検査目的によって異なります。

血球系の項目は貧血や感染症などの手がかりになる

血球系検査(血液中の細胞の数や状態を調べる検査)では、赤血球、白血球、血小板などを確認します。健康診断では赤血球数だけでなく、ヘモグロビンやヘマトクリットなどを組み合わせて評価するのが一般的です。

検査項目 略称 主にわかること
赤血球数 RBC 酸素を運ぶ赤血球の数を調べ、貧血などを確認する手がかりになります。
ヘモグロビン Hb 赤血球に含まれる色素の量を測り、貧血の判定などに使います。
ヘマトクリット Ht 血液中に赤血球が占める割合を示します。
平均赤血球容積 MCV 赤血球1個あたりの大きさを示し、貧血の種類を考える材料になります。
白血球数 WBC 感染や炎症、血液の病気などを調べる手がかりになります。
血小板数 PLT 血液を固めて出血を止める働きに関係する細胞の数を調べます。

たとえばヘモグロビンが低い場合は貧血が考えられますが、原因は鉄不足だけとは限りません。出血や慢性疾患などさまざまな要因があるため、必要に応じてMCVや鉄、フェリチンなどの追加検査で原因を調べます。

1つの数字だけを見るのではなく、関連する血球項目を組み合わせて確認することが大切です。結果票で異常が示されている場合は、判定区分や医師からのコメントも合わせて確認してください。

肝臓と腎臓の項目から臓器の状態を確認する

血液中には、肝臓や腎臓の状態を反映するさまざまな物質が含まれています。代表的なのがAST、ALT、γ-GT、クレアチニン、eGFRなどです。

検査項目 主に確認すること 見方のポイント
AST(GOT) 肝臓・筋肉などの細胞への負担 ALTなどほかの項目と組み合わせて確認します。
ALT(GPT) 主に肝細胞への負担 高値では肝臓に異常がないか追加評価します。
γ-GT(γ-GTP) 肝臓や胆道の状態 飲酒や肝胆道系の異常などでも上昇します。
総蛋白・アルブミン 血液中のたんぱく質 肝臓、栄養状態、腎臓など複数の要因が関係します。
クレアチニン 腎臓のろ過機能 腎機能のほか筋肉量などの影響も受けます。
eGFR 腎臓が血液をろ過する能力の推定値 クレアチニン、年齢、性別などから算出します。
尿酸 尿酸の蓄積状態 高値が続く場合は高尿酸血症などを確認します。

ASTやALTが高くても、その数値だけから原因を確定することはできません。肝炎、脂肪肝、飲酒、薬の影響など複数の原因が考えられるため、問診や腹部超音波などを追加して調べる場合があります。

腎臓についても同様です。クレアチニンだけではなくeGFRや尿検査などを合わせて確認することで、腎臓の状態をより判断しやすくなります。

脂質と糖代謝の項目は生活習慣病のリスク評価に使う

健康診断でよく確認されるのが、LDLコレステロール、中性脂肪、血糖、HbA1cなどです。脂質異常症や糖尿病など、生活習慣病に関係する状態を調べるために使われます。

検査項目 主にわかること 代表的な判断の目安
LDLコレステロール 動脈硬化に関係する脂質の状態 140mg/dL以上は高LDLコレステロール血症の診断基準
HDLコレステロール 余分なコレステロールを回収する働きに関係 40mg/dL未満は低HDLコレステロール血症の診断基準
中性脂肪 血液中の脂質の状態 空腹時150mg/dL以上、随時175mg/dL以上が診断基準
空腹時血糖 採血時点の血液中のブドウ糖濃度 126mg/dL以上は「糖尿病型」に該当
HbA1c 過去1~2か月程度の平均的な血糖状態 6.5%以上は「糖尿病型」に該当

ただし、基準を超えたからといって1回の血液検査だけで糖尿病などが確定するわけではありません。糖尿病では血糖値やHbA1c、症状、再検査などを組み合わせて診断します。

また、LDLコレステロールの目標値は年齢や持病、喫煙などのリスクによって異なる場合があります。「基準値を超えたか」だけではなく、自分に必要な管理目標を医師と確認することが重要です。

CRPや感染症の検査は目的によって追加される

血液検査では、炎症や感染症に関連する項目を調べることもあります。代表的なCRP(C反応性蛋白)は、体内で炎症が起きると増加するたんぱく質です。

CRPが高い場合は感染症や炎症などが原因となることがありますが、CRPだけでは炎症が起きている場所や原因まで特定できません。症状や白血球数、診察、画像検査などを合わせて判断します。

また、人間ドックなどではHBs抗原(B型肝炎ウイルスへの感染を調べる項目)などが設定される場合があります。2026年度の一日ドック基本検査項目にもCRPやHBs抗原が含まれていますが、一部は本人の申し出で省略できる項目です。

血液検査には数多くの種類があるため、すべてを一度に調べるわけではありません。気になる病気や症状がある場合は、「血液検査を全部受けたい」ではなく、何を確認したいのか医師に伝える方が適切な検査につながります。

血液検査の見方は基準範囲と関連項目と推移の3点で整理する

血液検査の見方は基準範囲と関連項目と推移の3点で整理する

血液検査の見方をわかりやすくするには、結果票のH・Lだけを見るのではなく、①基準範囲や判定、②関連する検査項目、③過去からの変化の3点を順番に確認します。

最初に基準範囲と判定区分を分けて確認する

検査結果票には「基準範囲」が記載されています。基準範囲とは、一定の条件で設定された検査値の範囲であり、病気かどうかを直接線引きする数値とは限りません。

一方、糖尿病や脂質異常症などでは、病気の診断や受診判断などに使う「臨床判断値」が定められています。日本臨床検査医学会も、2025年改訂の資料で基準範囲と臨床判断値を分けて掲載しています。

言葉 意味
基準範囲 検査値を評価する際の基準となる範囲
臨床判断値 診断や治療、受診などの医学的な判断に用いる数値
判定区分 健診施設が検査値などを基に「異常なし」「要再検査」「要精密検査」などに分類した結果

基準範囲から少し外れただけで病気と決めつけないことが重要です。反対に、基準範囲内でも症状やほかの検査結果によって追加確認が必要になる場合があります。

代表的な基準範囲は結果票に記載された数値を優先する

血液検査の基準範囲は、測定方法や検査施設などによって違いが生じる場合があります。そのため、インターネット上の数値より、まず自分の結果票に記載された基準範囲と判定を確認してください。

参考として、日本臨床検査医学会が2025年に示した共通基準範囲の一例は次のとおりです。実際の健康診断では、病気の予防を目的とした別の判定基準が使われることもあります。

項目 基準範囲の一例
白血球数 3.3~8.6 ×10³/μL
赤血球数 男性4.35~5.55、女性3.86~4.92 ×10⁶/μL
ヘモグロビン 男性13.7~16.8、女性11.6~14.8g/dL
ヘマトクリット 男性40.7~50.1%、女性35.1~44.4%
血小板数 158~348 ×10³/μL
クレアチニン 男性0.65~1.07、女性0.46~0.79mg/dL

たとえばALTは、共通基準範囲と健康診断での受診判断が同じとは限りません。日本肝臓学会の「奈良宣言2023」では健康診断などでALTが30U/Lを超えた場合は、かかりつけ医を受診することを勧めています。

1つの検査項目ではなく関連項目と前回値をセットで見る

検査値は関連する項目を組み合わせると意味を理解しやすくなります。たとえばヘモグロビンが低いときは、赤血球数やMCVなども確認することで、どのような貧血が考えられるかを整理できます。

肝臓ならAST・ALT・γ-GT、腎臓ならクレアチニン・eGFR・尿蛋白、糖代謝なら血糖・HbA1cというように、同じ臓器や病気に関係する項目をセットで確認するのが基本です。

さらに、前回の健康診断結果がある場合は推移も確認します。今回だけわずかに変化したのか、数年かけて悪化しているのかでは意味が異なります。結果票に過去数年分の数値が掲載されている場合は、横並びで比べてみてください。

「Hが付いているから危険」「基準範囲内だから問題ない」と数字だけで結論を出さず、判定区分や過去の結果、症状なども含めて考えることが、血液検査を正しく見るポイントです。

血液検査で正常値でも病気を否定できない

血液検査で正常値でも病気を否定できない

血液検査は貧血、肝臓・腎臓の異常、糖代謝や脂質の異常などを見つける重要な手がかりになります。一方で、血液の数値だけでは確認できない病気もあります。検査結果を正しく受け止めるためには、血液検査で把握できる範囲と限界の両方を理解しておくことが大切です。

血液検査だけでは異常が起きている場所や原因を特定できない

血液検査では、血液中の細胞や酵素、糖、脂質などの変化から、体内で何らかの異常が起きている可能性を確認できます。ただし、数値が変化した場所や原因まで、血液検査だけで特定できるとは限りません。

たとえばASTは肝臓だけでなく心臓や筋肉などにも含まれるため、数値が高い場合でも肝臓の病気が原因とは限りません。炎症の程度を反映するCRPについても、炎症が起きている臓器や病名まで示す検査ではありません。

異常値が認められた場合は、症状や既往歴、服薬状況などを確認したうえで、尿検査、超音波検査、X線検査、CT検査などを組み合わせて原因を調べることがあります。血液検査は異常の可能性を見つけ、次に必要な検査を考えるための手がかりです。

腫瘍マーカーの数値だけではがんの有無を診断できない

がんの診療では、腫瘍マーカー(がんによって血液中に増えることがある物質)を測定する場合があります。ただし、腫瘍マーカーが高いことだけでがんと診断したり、基準範囲内であることだけでがんを否定したりすることはできません。

腫瘍マーカーは、良性疾患や炎症、喫煙など、がん以外の要因によって上昇することがあります。反対に、がんがあっても数値が上昇しない場合があるため、一般的な健康診断の血液検査や腫瘍マーカーだけですべてのがんを発見するのは困難です。

がんの有無を詳しく調べる際は、症状や診察結果に応じて、超音波検査、内視鏡検査、CT検査、MRI検査、病理検査(採取した組織や細胞を顕微鏡で調べる検査)などを行います。腫瘍マーカーは、これらの検査と合わせて評価されます。

正常値でも症状が続く場合は医療機関へ相談する

血液検査の結果が基準範囲内でも、すべての病気がないとは判断できません。病気の種類や進行の程度によっては血液検査に明確な変化が現れないことがあり、画像検査や内視鏡検査などで初めて異常が確認される場合もあります。

血液検査が正常でも「すべての病気がない」とは限りません。体調不良や症状が続いている場合は、健康診断の血液検査に異常がなくても医療機関へ相談してください。

特に、強い痛み、息苦しさ、出血、急激な体重減少、発熱が続くなどの症状がある場合は、健康診断の結果だけで受診の必要性を決めないことが重要です。症状が強い場合や急に悪化した場合は、早めに医療機関へ相談してください。

反対に、異常値が出てもすぐに特定の病気が確定するわけではありません。結果票の判定区分や医師のコメントを確認し、必要に応じて再検査や精密検査を受けることで、異常値が一時的な変化なのか、継続的な確認が必要なのかを調べます。

血液検査でひっかかる原因は病気だけではない

血液検査でひっかかる原因は病気だけではない

健康診断の血液検査で基準範囲を外れる原因には、病気や体の変化だけでなく、食事、飲酒、運動、服薬などもあります。異常値が出たときは採血時の状況も確認しましょう。

病気や臓器の変化によって異常値が出る

血液検査でひっかかる代表的な原因は、実際に体の中で変化が起きているケースです。たとえばヘモグロビンの低下では貧血、ALTの上昇では肝障害、血糖やHbA1cの上昇では糖代謝異常などを考えます。

ただし、同じ項目が異常でも原因は1つとは限りません。ASTは肝臓以外の筋肉などにも存在し、クレアチニンは腎機能だけでなく筋肉量の影響も受けます。

そのため、異常値を見て特定の病名を自分で決めるのではなく、関連項目や問診、身体診察などを含めて原因を絞ります。必要に応じて再度の血液検査や尿検査、超音波検査などが追加されます。

結果票に「要精密検査」「要治療」などの記載がある場合は、自覚症状がなくても放置せず、健診施設から案内された診療科やかかりつけ医へ相談してください。

食事や飲酒や激しい運動で検査値が変わることがある

血液検査の一部は採血前の行動によって値が変化します。特に中性脂肪や血糖は食事の影響を受けるため、空腹時採血が指定されている場合は食事時間を守る必要があります。

厚生労働省は特定健康診査について、午前中に受診する場合は検査前10時間以上、水以外の飲食物を摂取しないよう案内しています。また、前日はアルコールの摂取や激しい運動を控えることとしています。

ただし、検査によって必要な絶食時間や飲水のルールは異なります。人間ドックや胃の検査を同時に受ける場合は別の制限が設けられることもあるため、受診施設から届いた案内を優先してください。

もし誤って食事をしてしまった場合は隠さず申告しましょう。採血時間や食事時間を確認したうえで、そのまま検査するか日程を変更するかを受診施設が判断します。

服薬や体質なども検査結果を判断する材料になる

薬を服用している人は、薬の種類や治療内容が検査結果の解釈に関係する場合があります。健康診断を受けるからといって、処方薬を自己判断で中止するのは避けてください。

受診前に医療機関から服薬方法の案内がある場合はその指示に従います。案内がない場合や判断に迷う場合は、薬を処方している医師や健診施設へ事前に確認すると安心です。

また、クレアチニンのように男女や筋肉量などで値が異なりやすい項目もあります。検査値が基準から外れた理由を考えるときは、自分の体の特徴や治療状況まで含めて評価することが重要です。

再検査を受ける場合は、前回の結果票や服用中の薬がわかるお薬手帳などを持参すると、数値の変化や背景を医師へ伝えやすくなります。

血液検査の費用は保険診療か健康診断かで変わる

血液検査の費用は保険診療か健康診断かで変わる

血液検査の費用には一律の金額がありません。病気の診療として行うのか、症状のない人が健康確認を目的に受けるのかによって、公的医療保険の扱いや検査項目が変わるためです。

診療上必要な血液検査は公的医療保険の対象になり得る

発熱や体調不良などの症状がある場合や、医師が病気を疑い診断・治療に必要と判断して血液検査を行う場合は、公的医療保険による診療の対象になり得ます。

実際に支払う金額は、測定する項目数、診察内容、初診か再診か、追加検査の有無、本人の自己負担割合などによって変わります。そのため「血液検査だけなら必ず○円」と一律には決められません。

また、健康診断で異常が指摘された後、病気の疑いについて医療機関を受診し、医師が必要と判断して精密検査を行う場合は、健康診断とは別の診療として扱われることがあります。

費用を確認したい場合は、受診前に「保険診療になるか」「血液検査以外の診察料などを含めた概算はいくらか」を医療機関へ確認するとわかりやすいでしょう。

健康診断や希望による検査は保険診療とは別に扱われる

症状がなく、健康状態を確認する目的だけで受ける健康診断は、原則として公的医療保険による療養の給付の対象ではありません。費用は勤務先や健康保険組合の補助、自費などで負担します。

会社の定期健康診断や自治体・健康保険組合が実施する健診では、本人の負担がない場合や補助によって安く受けられる場合もあります。人間ドックも加入している健康保険によって補助制度が設けられていることがあります。

たとえば協会けんぽの2026年度「一般健診」は、補助を利用した場合の自己負担額が最高5,500円です。ただし、これは血液検査だけの料金ではなく、身体計測や尿検査など複数の検査を含む健診全体の金額です。

血液検査単独の自費料金を知りたい場合は、健診全体の価格と混同せず、希望する項目が検査メニューに含まれているかを確認してください。

自費の血液検査は検査項目とセット内容を確認する

自費で血液検査を受ける場合、料金は医療機関が設定します。同じ「血液検査」という名称でも、血球検査だけの場合と、肝機能・腎機能・脂質・血糖などをまとめて調べる場合では内容が異なります。

受け方 費用の考え方 事前に確認したいこと
症状や病気の疑いがあり受診 保険診療の対象になり得る 診察・検査を含めた自己負担額
会社などの健康診断 勤務先などが負担する場合がある 対象者と自己負担の有無
健康保険組合などの健診 補助を利用できる場合がある 補助条件と対象コース
希望による自費検査 医療機関ごとに料金を設定 検査項目、診察料、結果説明料など

料金だけを比較すると、必要な項目が含まれていない可能性があります。肝臓が気になる、貧血を確認したい、糖尿病が心配など目的が決まっている場合は、目的に必要な検査項目が含まれているかを確認してから受けましょう。

症状があるにもかかわらず、費用を抑える目的で健康診断だけを受けるのは適切とは限りません。体調不良や気になる症状がある場合は、まず医療機関を受診し、必要な検査を医師と相談してください。

血液検査は異常値の理由を整理して必要な再検査や受診につなげることが大切

血液検査とは、血液中の細胞や成分を測定し、貧血、肝臓・腎臓、脂質、血糖、炎症など体のさまざまな状態を確認する検査です。

血液検査の結果を見るときのポイント
  • 検査項目ごとに何を調べているのか確認する
  • 基準範囲と病気の診断基準を同じものとして考えない
  • 1項目ではなく関連する項目と前回値をセットで見る
  • 食事・飲酒・運動・服薬など採血時の条件も確認する
  • 要再検査・要精密検査などの判定があれば指示に沿って受診する

血液検査で大切なのは「異常値があるか」を確認するだけでなく、その数値から次に何をすべきかを判断することです。1回の結果だけで病気を自己判断せず、判定区分と医師からの指示を確認してください。

特に「要精密検査」「要治療」などの判定がある場合や、体調不良が続いている場合は放置せず医療機関へ相談しましょう。過去の結果票がある場合は持参すると、数値の推移を含めて確認してもらえます。