西川クリニック

在宅医療の西川クリニック

高齢社会を迎え、脳卒中後遺症、痴呆症、骨粗鬆症、末期癌等で通院困難になっても出来るだけ自宅で過ごしたいとお考えの方が増えています 。当院はそのような患者さんを訪問 診療で支援すべく、開業いたしました。高齢者で当院の訪問診療を受けられる方は、夜間、 休日でも容態が悪い方はご遠慮なくご相談下さい。必要に応じ、臨時の往診を行います 。

本来の業務に専念するため、通常の外来は行っていません。 従って、診察をご希望の方は電話または電子メールでご連絡下さるか、ご自分の担当のケアマネジャーさんにご相談下さい。尚、末期癌等の方で来院にてのご相談は1万円を頂戴します。

※ インフルエンザワクチン接種について
インフルエンザは特に高齢者がかかると肺炎を引き起こす等、重症化し易く予防接種を受けることを強くお勧めします。千葉県内に住民票のある65歳以上の方は、役所から届く問診票をご用意下さい。料金は無料から2,000円で、１回接種のみで約8割の方に有効な事が知られています。往診料は頂きません。また予防接種のみの方もお受け致します。

※ 肺炎球菌ワクチンについて
現在日本人の死因の第4位は肺炎です。平均寿命の伸展とともに、世界的に肺炎で死亡する方が増加しています。高齢者の肺炎の原因菌を調べると、約半数は肺炎球菌という細菌によるものです。しかも厄介なことに年々この菌は抗生物質の効きが悪くなっています。しかし、幸いに肺炎球菌ワクチンが開発、発売されました。このため米国では、医療費抑制の国策として、2005年度中に65歳以上の高齢者の90％以上にこのワクチンを接種しました。欧米でのデータではインフルエンザワクチンのみを接種した方と比べ、肺炎球菌ワクチンも同時に接種すると、肺炎で入院する可能性は半分に、また肺炎で死亡する可能性は半分になることが知られています。当院は、肺炎球菌ワクチンの接種を積極的に行います。料金は8000円で往診料は頂きません。また、接種時期は通年で、一度接種された方は、アレルギー反応が起こらないようにするため、次回の接種は5年後とされて下さい。浦安市在住の方は市の補助金が利用できますので、自己負担金は約1,000円です。

診療地区：市川市、浦安市、江戸川区、江東区、船橋市、松戸市

———-

西川院長はまさに実直そのもので飾らないお人柄の先生です。平成16年に開業されましたが、その直前に勤務していた鴨川市立国保病院で在宅医療に積極的に取り組まれ、さらに介護保険制度が始まった当初から市の介護保険認定審査委員を5年間務められました。在宅医療、介護に関して万全の信頼をおけるドクターです。
(西川先生のEメールアドレスは　wcmns063@ezweb.ne.jp)