医療法人清澄会　中田眼科

今日はお忙しいところ、ありがとうございます。早速ですが、こちらで開業されるまでの経緯など教えて頂けますでしょうか。

平成3年に大阪医大を卒業しまして、平成12年にこの地に開業いたしました。医師を志したのは、母が薬剤師をしていましたから、幼少の頃から医療の道に憧れており、3歳の頃には、はっきりと医師になると決めていました。高槻で生まれて、高槻で医師になり、高槻で開業させて頂き、これまで育てて頂きました。中学・高校の同級生や、お世話になった先生なども診察させて頂くことがあり、とても嬉しく、幸せな気持ちです。

【高槻で生まれ育ち、高槻でご開業】

小学校の恩師まで来られるとは、先生のお人柄が伝わってくるエピソードですね。眼科を選ばれたのにはどういう理由があるのでしょうか。

医師として研鑽をつむ中、様々な医療現場に立ち会いました。その中でも、白内障の手術を受けられた方が、術後に大変喜ばれている姿を見て、これほど喜んで頂ける事を是非自分もやりたいと思いました。そんな思いを実現するために、開業当初から手術室を作り、医療体制を整えて参りました。

【開業当初からの手術室】

白内障の手術に力を入れられているのですね。

はい、そうですね。ここ2-3年の話で言うと、多焦点レンズの手術例が増えてきています。単焦点レンズの場合、遠くにピントを合わせると、近くが見えないことがありますが、多焦点レンズを入れることで、近くも遠くも見えるようになり、近視の強い方も、老眼も治って、視界がぐっと広がって喜んで頂いています。厚生労働省の高度先進医療の認定施設になりましたから、生命保険に先進医療給付特約を付けておられる方は、そちらから給付が受けられるようになってきています。様々な面で、環境が整ってきていますよね。

【手術経験はなんと7,000件以上】

技術が進歩して、生命保険の先進医療特約も役に立っているのですね。スタッフの皆様も大変優秀な方が多いと聞いていますが。

視能訓練士が3名、看護師が5名、麻酔医も常時１名と万全で充実の体勢です。手前味噌ですが、スタッフ一人一人が本当に優秀です。皆、プロ意識が高く、それでいて仲良く和気藹々と切磋琢磨しています。新しく入ってこられた方がいても、周りが優秀ですから、自然と育つ環境があります。本当に心強く思います。

素晴らしい体制を築いて来られたのですね。どのような方が来られて、週に何例くらい手術をされていますでしょうか？

老若男女様々ですが、比較的若い年代の方も多く来られています。若い方はお仕事で活躍されている方も多く、視界もすっきりされてお仕事で活躍できるようお手伝いができていると思うと、嬉しい限りですね。手術は週に大体10例くらいでしょうか。

素晴らしいですね。週に10例も広がる視界を患者さんに提供されているのですね。

目の手術というと、少し怖いという印象をもたれる患者さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

開業してから7,000件ほどの手術をしてきていますので、心配はありません。そのことをそのまま「大丈夫ですよ」とお伝えしています。とはいうものの、不安をもたれる気持ちも理解できますから、こちらも無理に手術を勧めることはありません。目薬で様子を見ることから始めて、通院する中で患者さん同士が仲良くなって、情報や体験を共有されて、安心して手術を選ばれる方も大勢いらっしゃいます。当院の特徴として、患者さんが患者さんを紹介して下さることがよくあります。手前味噌ですが、信頼の証と受け止めおり、嬉しい限りです。

【確かな経験に裏打ちされた医療チーム】

患者さんが先生を信頼されている姿が伝わってまいります。今後はどのようにしていかれたいでしょうか？

そうですね。とにかく視界を提供して、一人でも多くの患者さんに喜んで頂き、生き生きと日常に戻ってご活躍頂くことが、医師としてのやりがいです。白内障に力を入れていますが黄斑上膜、黄斑円孔、網膜静脈閉塞の硝子体手術をできる点は当院の強みです。日帰りで手術をできますから、それぞれの生活の現場にできるだけ早く戻って頂くことができます。メガネをかけなくて良くなると、大変喜んで頂けます。近視の強い方は近視も治りますし、老眼までも治ります。遠視の強い方は、遠視も治るし、老眼も治ります。いいことばかりですね。満足されている姿をみるのは本当に嬉しい事です。その他にも、寝ている間にコンタクトレンズを装着することで視力回復をする、最新の治療、オルソケラトロジーも提供しています。医学は常に進歩していますから、学会や勉強会に出席して研鑽を積み、機械も可能な限り最先端のものを取り入れるようにしています。優秀なスタッフも多いことも強みの一つです。目のことでお悩みの方は。お気軽に当院を訪ねて頂ければと思います。

中田眼科からのご挨拶―

中田眼科は中田知伸院長が生まれ育った高槻市栄町にて、2000年10月12日に開院しました。当院では可能な限りの最先端医療機器を用いて、患者様一人一人に合わせた丁寧な治療ができることを常に心がけております。またそれを達成するために、スタッフ一同一丸となって高槻市栄町を中心とした地域医療に貢献できるように日々努力しております。暖かい雰囲気で、患者様に安心感・開放感を与えられるような空間づくりと皆様の信頼に応えられるクリニックを目指してまいります。

中田眼科の特徴は、先に述べた最先端の医療機器のみならず眼科専門医２名が常勤しており、通常の症例から難症例に至るまで、レベルの高い日帰り白内障手術が受けられること、先進医療である、多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術の認定施設であること、常勤の３名の視能訓練士（国家資格）による眼科検査、訓練を受けることができるなどです。常に新しい治療の方向性を取り入れるように、学会や研修会での情報を収集し治療に役立てており、最近では、近視矯正療法としてオルソケラトロジー（角膜矯正療法）も導入しています。

当院は、新生児からお年寄りまでの幅広い年齢層に対応して診療しておりますが、治療困難な症例や、入院治療が必要な症例に関しましては、主に大阪医科大学病院や関西医科大学枚方病院をご紹介してさらに高度な診療を受けて頂けます。

地域のみなさんのご期待に応えるべく、精進して参りますので、眼疾患でお悩みの方は是非ご来院下さい。

編集者から一言―

院内は広々として、最新の設備が整っています。手術の症例の多さや、また患者さんからの紹介の多さが、患者さん一人一人からの、中田先生への信頼の証で、その様子が伝わってきます。インタビューも終始和やかなムードで進み、先生の腕の確かさとともに、お人柄が伝わってきて、なるほど素晴らしい眼科医院と納得の時間でした。高槻で生まれて、高槻で開業されている中田先生、お近くにお住まいの方はとても幸せな環境ですね。