はぐくみの森歯科クリニック

山内　英嗣院長にお話をうかがいました。

－医院名の由来を教えてください。

はい。この鳴門市大麻町は、立地が大麻山（おおあさやま）のふもとで自然豊かな場所であるということで、野鳥たちが多く生息しています。春になると雛を両羽で包み込むように育む姿と優しさには感銘を受けます。我々も御来院された患者さんたちに、そういう気持ちで接していきたい、という思いからこの名称にいたしました。

－待合室もとても開放的でくつろげる雰囲気ですね。

ありがとうございます。患者様には適切な医療のご提供によって悩みや不安を取り除いて差し上げることはもちろんですが、診察・治療時だけでなく、当院が一番札所・霊山寺の近くということもあり、御来院くださった皆さんがお待ちいただいている間も、『お接待』の心を持って、居心地よくリラックスできる空間をご提供し、お迎えできるようにつとめました。

　おしゃれなカフェのような待合室

－では患者さんに接する際に気を付けておられることなどはございますか。

はい。当院では特にカウンセリングをしっかりさせていただいております。ひとつの症状に対して、複数の治療法と解決策がある場合が多くあります。具体的には入れ歯かブリッジかインプラントのどの方法を採るか、といった場合ですね。そういった場合にそれぞれのメリット・デメリットや費用をきちんとお伝えして、患者さんにとって最善の方法を一緒に考えていくようにつとめています。また、患者さんにとって何が大切かは、個人個人で異なりますから、それぞれの思いをお聞きすることが大切だと思っております。

－お話しの中で出ましたインプラントについて詳しく教えてください。

インプラント治療は入れ歯と比べますと、より固いものが噛めるようになる、取り外しの手間が要らない、他の健康な歯への負担が少ないなどのメリットが挙げられます。　ですが、ひとくくりにインプラントといいましても、患者さんとその症状によって実際にはいくつかのパターンがあります。それぞれにメリットも費用も違います。詳しくは当院ホームページのインプラント欄をぜひご参照ください。構造、治療の流れ、費用などを詳しくご説明しております。（このページ上記ＵＲＬをクリックしていただきますとホームページにアクセスできます）

－より専門的で高度な技術が求められますね。

ええ。日々進歩していく知識と治療技術の習得と研鑽は欠かせません。日本口腔インプラント学会専門医、日本補綴歯科学会専門医・指導医として、患者さんの「専門医への期待と信頼」に応えられるよう、常に最新の治療と安心をお届けしたいと思っています。

　患者さん治療中の様子

－患者さんにとって専門医による治療がより安心ですものね。技術のみならず、最新機器も充実しておられますね。

最新の治療には知識と技術の習得だけでなく、よりよい医療を提供するためには最新機器の導入も欠かせません。
例えばエアフローマスターという機器はパウダーを噴霧して軽度の歯石の除去を行います。この方法ですと従来の削るやり方に比べ歯の表面を傷つけにくく、フッ素面を温存できます。他にも何日もかかっていた被せものなどを一日で装着していただくこともできるセレック審美治療システムなども取り揃えております。
また、精密な診療をするために、マイクロスコープという20倍以上拡大して根の治療やかぶせ物のフィット感をみたり、CTなどで精密な骨形態を確認したりもします。
最近では、口腔と全身疾患の関わりが強い点から全身健康測定器も導入し、活性酸素の量もみられるようになりました。歯だけでなく、身体の中からの全身的な健康を目指し、皆さんが美しくなれることを願っています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　他には、重金属汚染を防止し、審美的に優れ、院内で即日装着できるcerecという最新のCAD/CAM装置を導入し、最良の審美歯科治療も行っております。

－お忙しい中貴重なお話しをありがとうございました。                                                                                                                                     
　下段左より山内副院長・院長ご夫婦と米里Ｄｒ.、スタッフの皆さん

【編集者より】　山内院長の謙虚なお人柄と医院のリラックスできる雰囲気が印象的でした。ホームページも充実されていますのでそちらもぜひご覧ください。医院の雰囲気・方針と治療の実際が丁寧に記載されています。ここでは紹介しきれなかった予防歯科、審美治療などの内容もご覧になれます。　　編集担当　鎌田