医療法人　こころのクリニック和

都会で働き、生活する人のための心療内科です。

●一般の外来に加えて、臨床心理士による「カウンセリング」、うつ病で休職中の方の復職までのリハビリをサポートする「リワーク・プログラム」を行っております。
●お仕事帰りの通院にも便利な２０時まで診療を受付しております。

このような方へ・・・

不眠症　/　抑うつ　/　神経症　/　情緒不安定　/　自律神経の乱れ　/　精神病が疑われる症状　等など

外来治療の内容

１、精神療法
担当医がお話をうかがいながら、ご本人様の抱える症状、悩みについて一緒に考え、適宜助言を行います。

２、薬物療法
お薬は、脳の神経伝達物質を調整することで、疲れた神経を効果的に休ませる働きがあります。お薬を飲んで、ゆっくり心を休めつつ、精神療法を組み合わせる事で治療はより効果的なものになります。

３、家族面談、職場の方との面談
当クリニックでは、ご本人様が希望される場合、必要に応じて、ご家族や職場の方との面談を設定しております。そばにおられる方に、病気について、直接伝えにくいことについて、医師を交えて話す場を必要とされるなら、いつでも担当医にご相談下さい。

ごあいさつ

すこやかな心は、感受性豊かで、のびやかな柔軟さを持ち、どこまでも自由です。
すこやかな人は、喜びに心を弾ませ、悲しみに心を痛め、それを心交わす誰かと分かち合います。
喜びも悲しみも、かけがえのない心の糧となり、人はそこから学び、成長し、創造的に生きるのです。

ただ残念なことに、不自然な適応を余儀なくされる今日では、心はすこやかであることよりも、強くあることを求められるようです。
管理、効率化、競争の社会で生き残るために、他者に打ち勝つ努力、苦難を耐え抜く精神力…。
けれども、強さだけを求めれば、心は窮屈になり、硬直し、いつか折れてしまうかもしれません。

「こころのクリニック　和-なごみ-」はビジネス街の只中にあります。
ビル風に心を晒されながら、都会で働き、生きる人々こそ、本来の自分と現実の調和に苦心され、疲れておられることでしょう。
だからこそ「和-なごみ-」は、ここを訪れる人の心が、すこやかさを取り戻す場であり続けたいと願います。

院長

＜編集者からひと言＞
院長の和田先生は、精神疾患に対して幅広い治療を行っていこうとされています。
それが３つの異なる方法からのアプローチです。具体的には脳に働きかける薬物療法、心に働きかける心理療法（カウンセリング）、集団の中でコミュニケーションを取りながら治していく社会的治療（リワーク)です。

うつ病になりやすい人は、責任感が強く何でも背負い込みすぎたり、頼まれてイヤといえない傾向があるようです。それを「心理療法やリワークプログラムを通して、みんなで勉強しながら病気になりやすい傾向を修正していく」ことが院長の目指す治療方針であり、クリニックの方向性だいうことです。
薬物療法だけではわからない、心の深いところから寄り添っていくことで根本から元気になっていこう、そのような試みだと私は感じました。

大阪市中心部のオフィス街にクリニックはありますが、外の喧騒から少し隔てられたように静かで落ち着きのある空間です。働く人たちの心の健やかさを取り戻したいという院長の想いが伝わってきます。(H24.06.04吉田)