平山胃腸クリニック

【日本で初めての胃腸病院】

◆平山先生ご紹介◆
昭和18年　東京に生まれる
昭和45年　東京大学医学部卒業
昭和60年　胃腸病院(現平山胃腸クリニック)に勤務
昭和63年　胃腸病院院長(現平山胃腸クリニック)
[専門・認定]
日本消化器病学会専門医、指導医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本内科学会認定医
日本医師会認定産業医
医学博士

◆平山胃腸クリニック◆
胃腸病院は1896年（明治29年）10月開設されたわが国はじめての胃腸病専門の病院で、開設以来115年を超える歴史を有しています。開設者・長与称吉の父専斎は緒方洪庵門下で明治政府の医事行政に功績のあった人です。院長の平山洋二は第5代目の院長で長与専斎の曽孫にあたります。司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」に出てくる秋山真之や夏目漱石が入院したのもこの病院です。明治31年12月に本院を中心として形成された胃腸病研究会が、現在の日本消化器病学会へと発展したという歴史があり、本院は長い間わが国における胃腸病研究の中心であったのです。
内視鏡検査は安定剤を使用し楽に検査が受けられる様にしております。安定剤の種類にもよりますが、当院では現在まで副作用のでた患者さんはおりません。
注腸検査･大腸内視鏡検査は下痢や便秘が慢性的につづいている様な方は症状が進む前に当検査をおすすめします。便潜血反応陽性の場合は、大腸がんの早期発見のためにも大腸の検査が必要です。また、ポリープなどの内視鏡的切除も積極的に行っています。
ＣＴスキャンは、瞬時に細かく４断面（スライス）が同時に撮影できる世界最高水準のマルチスライス技術を搭載しておりますので、撮影時間の大幅な短縮が可能になり、最高のレベルの検査が行えます。

◆取材の感想◆
明治29年に開業したという旧胃腸病院は、門を入ると右側に初代開設者の長与称吉の銅像が建っています。平山院長は5代目ということで、お話を聞きながら115年続いている歴史の重厚感がしみじみと伝わってきました。明治31年にこの病院で胃腸病研究会が発足したのですがそれが現在の日本消化器病学会だそうです。皇太子両殿下も出席される100年記念式典が3年後に行われるそうで、平山院長は乾杯を務められるそうです。江戸～明治の医療は、診療費というのが無かったそうでその医療に値段をつけたのも、この旧胃腸病院だったそうです。平成8年に全面改装しているので、建物や設備は非常にきれいです。駐車場スペースも広く、中は大病院と同格です。
設備はすべて最新のもので、患者さんにとっては安心して診察を受けられます。平山先生は｢医者は病気を相手にする前に、人間を相手にしているのだ、といことを忘れぬよう常に心掛けています。｣ とおっしゃられていました。コミュニケーションを重んじる平山胃腸クリニックです。一度ご相談をされてみてはいかがでしょうか。　(23/9/9寺本)