時間帯 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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09:00〜12:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | — |
12:00〜17:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | — | — |
◯ 診察 — 休診
※9:00~12:00 14:00~17:00 土曜AMのみ 科により異なる 臨時休診あり
休診日について: 土曜日午後・日曜・祝日
【可能な限りその日のうちに診断します】
◆南孝明院長略歴◆
東京慈恵会医科大学医学部卒業
デューク大学泌尿器科留学
1981年 国立西埼玉中央病院泌尿器医長
慈恵医大泌尿器科助教授を経て、1982年に開業
日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医
(副院長)
南 健
聖マリアンヌ大学医学部卒業
聖マリアンヌ大学皮膚科非常勤講師
日本皮膚科学会 皮膚科専門医
◆クリニックの特徴◆
当院では泌尿器科疾患を下記の検査法で受診したその日のうちに診断、治療方針をたてる。(約二時間)通院は原則として月一回
来院時に必要に応じ時間の許す限り以下の検査を行う。
(2,9)を除いてその日の内に結果が出る。(5.6.7,8,9の検査は必要な時のみ行う)。
1.尿検査一般 尿沈査 尿細菌培養
2.血液一般
3.超音波断層検査(経複式 経直腸式)
4.尿流検査
5.直腸診
6.レントゲン検査(即時現像)
7.膀胱内圧検査 尿道内圧検査
8.内視鏡検査 原則的に仙骨部硬膜外麻酔で行うので最初の注射 の痛みを除いてはほとんど苦痛は無いビデオにて供覧する(例外を除く)
9 生検組織検査(硬膜外麻酔下にバイオプシーガンを使用瞬時に採取する)
1)問診
まず始めに病気の経過をうかがいます。検査を必要かつ最小限で済ます為にも大変大事なことであらかじめ自分の苦痛や困ってることを時間の経過に併せて簡単にまとめて置かれると時間の節約になります。簡単に言うとおしっこの出が悪いと感じたのは何時頃からか、夜おしっこに起きるようになったのはどのくらい前か最近は夜中に何回ぐらいトイレに行くなど・・。
2)超音波断層検査:(エコー検査)
腹部エコーを適度の尿(150~200ml)の溜まった状態で行い、膀胱と前立腺の状況を診ます。その後排尿をしてもらい直後に再度エコーをして残尿の有無を調べ、沈査で膿尿の有無を調べます。感染のある場合、肥大がかなり進んでいて残尿があることが多く更に糖尿病の合併も少なくありません。
3)尿流検査
主に尿流障害の程度がわかります。又手術適応の決定、術後の治療効果判定にも用いられます。排尿量も同時に計測されるのでエコーを行った後では残尿の有無もある程度推測できます。確かめるためには再度エコーを行います。
4)検尿
尿一般、沈査で膿尿の有無、異常細胞成分を見、必要なら培養をします。尿を見るとき、どの様に採取されたかを注意する必要がありあます。男子尿道には常在菌もおり尿量が少なかったりすると沈査に白血球が普通にみられますが病的な所見とは言えません。
5)直腸診
肛門から指を上に向けて入れて触ると指の腹に周囲との境界鮮明で表面は平滑、硬さは弾性軟なクルミぐらいの大きさの前立腺を触知します。これは拇指と人差し指で輪を作り力を入れたときの小指球と拇指球を触ることで感じとることが出来ます。小指球の硬さは肥大症、拇指球の堅さは癌が疑われます。この際、結石、炎症でも硬く触れることはありますが境界のはっきりしない石のような硬結があればほぼ癌と考えます。
6)レ線学的検査
尿路全体を形態的、機能的に一度に見ることが出来、未だ我々の所では重要な位置を占めております。通常経静脈的に造影剤を点滴し時間を追って腎、尿管、膀胱、尿道の各部を撮って診断します。
7) 内視鏡検査
膀胱内、尿道内の病変を鏡を入れ直視下に観察するために行います。私のところでは全例仙骨部硬膜外麻酔をして行いほとんど痛みは感じません。手術が予定されるときはあらかじめ行っておきます。
(膀胱、尿道内圧検査)膀胱の機能検査で膀胱内に尿道から細いチューブを入れ炭酸ガスを注入して行います。膀胱収縮筋、尿道括約筋の働きを調べます。通常手術を前提として行います。
8) 生検
最近は生検もバイオプシーガンを使い痛みも無く瞬時に組織の採取が出来、エコーガイド下に的確に病変部組織を採取する事で確定診断が容易になりました。当院は仙骨部硬膜外麻酔で通常日帰りで行いますが入院で腰麻下に行う施設もあります。
◆取材の感想◆
ダンディーでやさしい南孝明院長
ヨーロッパ旅行にて
患者さんが絶え間なく来院している「南外科泌尿器科」は待合室の天井が吹き抜けになっていて、とても解放感があります。スタッフの方々もニコニコと優しく対応して下さいます。“患者さんの身になって診療をする” が生涯の信条と話す南院長。ご趣味はゴルフ・旅行とのことです。旅行は特にヨーロッパがお好きとのことで、フランスの写真を見せていただきました。ご夫婦で仲良く、楽しそうなお写真でした。そんな知的でダンディな南院長は患者さんにも、評判が良いです。現在は息子さんの南健副院長も皮膚科専門医として、ともに患者さんを診ています。こんなクリニックが近くにあったらいいなぁと思いました。なんでもご相談されると良いと思います。(24.2.20寺本)