あなたの町のホームドクターを探すクリニック検索サイト

中村クリニック

  • 胃腸内科
  • 外科
  • 肛門科
  • リハビリテーション科
中村クリニック
患者本人だけでなく、家族も診る「家庭医」として地域に住んでいます
TEL:06-6971-0860
FAX:06-6971-1451

診療時間・休診日

時間帯
09:00〜12:00
12:00〜19:00

◯ 診察 — 休診

9:00~12:00 16:00~19:00 木・土曜AMのみ 臨時休診あり
休診日について: 特になし

住所・アクセス

住所:〒537-0021 大阪府大阪市東成区東中本2-1-21
アクセス:-
駐車場:登録なし

中村クリニックからのお知らせ

中村院長よりごあつさつ

中村院長

 

当院は平成8年に「地域のみなさんが安心して暮らせる医療の相談所」として、大阪市東成区に開院しました。

昭和27年に、私の父親が、地域の皆さんのケガや病気をいつでも診る50床の外科病院を開き、以降30年間にわたり地域医療に貢献してきました。

私は、市民病院などで消化器外科の勤務医として約20年間勤めていましたが、平成8年、当地で、中村クリニックを開院し、その7年後、隣接地に有料老人ホーム「ライフ&シニアハウス緑橋」を開設して、高齢者の終の棲家として、エイジング・イン・プレイス(住み慣れた地域で住み最後まで)の生活を支えています。

そして、地域でなくてはならない医療機関として、地域のみなさんの「かかりつけ医」の役割を持ち日常の外来診察・治療と在宅医療を行っています。

地域包括ケアシステムを確立したい

現在、国は2025年(平成37年)を目途に、高齢者が住み慣れた地域で尊厳のある最後を迎えられるよう地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。

政府は24時間体制で在宅医療に取り組んでくれる医療機関を増やしたり、診療報酬を増やしたりして準備を進めていますが、地域包括ケアシステムをよりよいものにするには、ドクターや看護師(医療機関)だけでは難しいです。

現在の開業医の制度は曲がり角にきていると考えていますが、地域包括ケアシステムには読んで字のごとく、地域の皆さんの協力が不可欠です。

ドクター、看護師はもちろんですが、介護ヘルパーさん、ケアマネさん、ボランティアの皆さんがお互いに情報共有をしながら地域の患者さんをサポートをしていく。

患者さんの日頃の健康管理をする「かかりつけ医」はホームドクターであるべきだと思います。

そのためには日頃からお互いのコミュニケーションがしっかりととれており互いの信頼関係が大切です。

最近では医療訴訟がよく話題に上りますが、医療訴訟は気持ちの訴訟とも言えると思います。

顔の見える関係でやっていくのが開業医、かかりつけ医の役目、防災も含めて立場は違えど、同じ地域の人間としてみんなで地域を支えていく、そんな地域包括ケアシステムが日本全国で広がっていけばいいと思います。

専門職だけではなく、一般の人、町の人まで入って地域包括を行う。

その橋渡しを地域コーディネーターがする。そんなイメージでしょうか。

患者さんや家族の意識改革も大切です

日本では、高齢になり体の自由がきかなくなると自分の意志で介護施設や老人ホームに入れない、半強制的に入れられるというケースが多いように思います。

まずはどこでもいいから施設に入れようとしている、これは死の「待合室」に入るということではないでしょうか?

介護・認知は町で診る、地域で診る、これからはそうしなければならないと考えます。

海外では自分の意志で入る高齢者住宅が多く作られています。

最も進んでいるデンマーク等と比べると日本は30年は遅れていると感じます。

例えば100歳近いお年寄りが危篤状態となったとします。その場合、日本では救急車を呼びます。

そうすると救急対応で延命治療を行うことになります。薬漬けにされ、チューブをつながれます。

本人にとっても家族にとっても辛い、もしそういうことなら少しづつ現状を変えていかなければならないかもしれません

当院では有料老人ホームを併設していますが、私は24時間そこに住んでいます。

地域の患者さんと常にコミュニケーションをとり、直接対話をし、どこまでの治療をするか、コンセンサスを得ていく。そのことが大切だと思います。

高血圧や糖尿病は完治することはありませんが、将来、重症化にならないようにコントロールしていく、そのお手伝いをする、薬を飲む、飲まないを決めていく。

患者さんの想いに寄り添い、最後は患者さんが決める、一人一人にあった、一人一人にあわせた医療を提供していきたいと考えております。

そして安心して、尊厳のある最後を迎えられるように「痛い・苦しい」を取り除いてあげる。

そのためには緩和ケアの勉強も必要です。

患者さんに寄り添い、常に勉強をして、地域のみなさんが安心して最後を迎えられるようにサポートをできればと願っております。

編集者よりひとこと

みなさん、お医者さんってなんとなく怖そうなイメージありませんか?(失礼)

中村クリニックの中村先生は一言でいうと本当に気さくな先生です。

患者さんのどんな話にも耳を傾けてくれます。

患者さんの体の不調はもちろんですが、患者さんの心の中(患者さんが本当に言いたいとこと、思っていること)を解決してくれます。

先生の信条、理念は「地域の真のかかりつけ医」でありつづけることだと思います。

自宅で家族に囲まれて、痛みの少ない、苦しみの少ない、そんな場づくりをするお手伝いをしたい。

医師は主役から脇役になっていく。

大きな信頼を持った上ででないとかかりつけ医はつとまらない。など中村先生にインタビューをさせていただくといままで聞いたことのないような話がポンポンとでてきます。

私も地域で中村先生のようなかかりつけ医を見つけたいと思います。

是非、一度中村クリニックを訪れてみてください。一生涯のかかりつけ医が見つかるかもしれませんよ。