http://www.ishii-dental.net/

 

院長先生からのメッセージ

 

 

 

当院は、原則として口は身体の一つの器官と考え、一本一本の歯の治療ではなく、一口腔単位で様々な疾病に対処したいと考えております。

 

また、治療終了後はそれぞれの患者様にあわせて定期的なメンテナンスをすることが大切であると考えており、ご希望の方には、定期検診の時期にハガキ・Eメール等でご案内をさせて頂くサービスも致しております。

 

お口の健康だけでなく、身体の健康に対しても生涯に渡ってサポートしていくことが歯科治療の理想と考えております。患者様にとっての最適な医療を常に心がけ、人間味あふれ、患者様との信頼の上に立った医療を目指し、明るく信頼できるスタッフ一同、気軽に何でも相談できる体制に常に気を配っております。

 

 

 

石井 良明 先生 インタビュー 

 

ー　石井歯科クリニックさんは、10年ほど前にリニューアルオープンされたそうですが…まるで最近開院されたかのような、とても現代的な雰囲気のクリニックですね。

 

当院は1989年に開院して、それから30年になります。2009年に、現在の長橋に移転しました。

 

デザインにあたって、石井歯科クリニックは「病院らしくない」クリニックにしたかったんです。来院される皆さんが、少しでもリラックスできる空間にしたいという想いがありました。

 

病院というと「白」というイメージがありますが、クリニック独特の緊張感や圧迫感がないように、配色はシックな色調に明るいオレンジを入れてみたり、廊下に曲線を取り入れたり、待合室には間接照明を置くなどして、サロンのような雰囲気にしています。

 

当時は取り入れているクリニックは少なかったのですが、院内を土足のままで入れるようにしたんです。靴を履き替えるときに屈むのは、お年寄りには骨が折れますし、ブーツで来院される女性もいらっしゃいますからね。

 

また、院内の廊下にはカプセルトイのマシンを置いていて、治療を終えたお子さんに、メダルをプレゼントしているんです。それが楽しみで来てくれているお子さんもいるような気がします（笑）。

 

そんなクリニックの雰囲気が少しでも伝わればと、当院のウェブサイトでは、Googleの「インドアビュー」という機能を使って、クリニックの様子を歩くようにご覧いただけるようにしてあります。院内のリラックスした雰囲気をイメージして来院いただけたら、というアイデアです。

 

お子さんからお年寄りまで、皆さんが少しでも歯医者さんに通いやすくなるように、歯科診療以外の部分でも、ワンランク上のおもてなしが実現できればと思っています。

 

 

ー　石井歯科クリニックの、ホスピタリティに対する考え方を実現したデザインなんですね！どういった経緯で、小樽で開業に至ったのでしょうか？

 

父は小樽出身で、僕も、幼少のころからずっとこの地で育ちました。小さいころはプラモデルや模型を作ることが好きで、手先を使って細かい作業に没頭することに夢中になるような子どもでした。兄は医学部に進学したのですが、さて自分はと考えたときに、手先を使うのが好きなら歯学部かな、と。そんなきっかけだったかもしれません（笑）。

 

大学は、岩手にある大学の歯学部に進学しました。そこは当時、仙台以北では東北唯一の医科歯科大学でした。ですから、その地域の歯科医師を志す学生がみんなその大学に集まる、そんな環境だったんです。いまでも同窓の先生やご指導いただいた先生とは交流があって、各地で活躍されている皆さんから様々な情報が入ってきます。それがこのクリニックをより良いものにしていくうえで、とてもいい刺激になっていますね。

 

大学を卒業するにあたって、大学に残って研究職や教員を志す道もあったかもしれません。ですがその時に、子どものころの小樽の歯医者さんでの経験を思い出したんです。小学生当時、近所の歯医者さんはいつも治療を待っている人でごった返していたイメージで、先生はすごく大変そうでした。今、こうして歯科医師になろうとしている自分が地元に戻れば、生まれ育った小樽のお役に立てるかもしれない、地域の皆さんに恩返しができるかもしれない。そんなことを思って、歯科医師として小樽に戻ることを決めました。

 

私の実家は医者ではありませんでしたので、開業にあたってはすべて自力でやらなければならないところがありました。ですが、そこで大学の同窓の先生方が、親身になって相談に乗ってくれたり、貴重なアドバイスをいただけたりしました。その時の御恩は、忘れることはできないですね。

 

 

ー　地元への想いを今、こうして小樽の街に還元していらっしゃるのですね。これまで診療を続けてこられた原動力は何でしょうか？

 

この地で30年、歯科医師を続けてきて、長く地域の皆さんと接してきました。そこで人と人とのつながりを感じられるときが、やりがいや喜びを感じる瞬間かなと思います。

 

開業当時３歳のお子さんが、30歳を超えた今でも通ってきていただいていたり、当時50歳だった方が、80歳になられた今でもお達者で通っていだたいていたりします。そのとき、患者さんのお口の中に、自分の仕事ぶりを見ることができるんです。

 

これまで何万人と治療をしてきましたが、その時その時のベストの治療をやってきた、その状況も含めて、どの治療も記憶に残っているものです。長きにわたり、同じ患者さんを診させていただいているからできることだと思います。30年やってきた結果を見られるのが強みであり、喜びです。

 

そうして、長きにわたり通っていただいて、「何でも食べられるようになりました！」と喜んでいただいたときには、私も一緒になって喜んでいます（笑）。皆さんに喜んでいただけることがなにより一番ですね。

 

 

 

ー　地域の皆さんへのメッセージをお願いいたします。

 

健康の入り口は、口腔内にあると考えています。全ての人が健康であってほしい。そのために、僕のできる範囲で皆さんのお手伝いをしたい、一緒に頑張りたい。そう思っております。

 

大学の最後の授業で教わったことで、常に私の頭にあることがあります。「治療に当たっては、その人のバックグラウンドすべてを診なければならない」。「治すのではない、治すことの手助けをさせていただいている」。100人の方がいれば、100人それぞれのご状況やご事情がおありだと思います。お口の中だけを治すのではなくて、そういったものを含めて全部診てあげないと、最終的な治療には至らないのではないかと思っています。

 

当院では定期健診は３～４ヶ月毎が多いですが、１か月ごとに来院される方もいらっしゃいます。「来院するとスッキリする」、そうおっしゃって、来院を楽しみにしていただいているんです。

 

ですので、ぜひ恐怖心なく、来ることを楽しみに、来院していただけたらと願っております。そして、気になっていることや不安に思っていることをお聞かせください。自分のできるベストを尽くして、快適に食事が楽しめるような、健康を実現するためのお手伝いをさせていただきたいと思います。

 

 

ー　ありがとうございました。

 

 

石 井　良 明（いしい よしあき）

石井歯科クリニック 院長。小樽市出身。1986年 岩手医科大学歯学部卒。その後、小樽市内の歯科医院での勤務を経て、1989年4月 小樽市オタモイにて 石井歯科医院を開院。2009年5月 小樽市長橋（現在地）にて石井歯科クリニックと改称し、移転、現在に至る。

 

趣味：ゴルフ、スキー、サッカー

 

日本歯科医師会会員
日本口腔インプラント学会専門医
日本訪問歯科協会会員
特定非営利活動法人　日本ベッグ矯正歯科学会員

 

 

 

院内風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医院案内

石井歯科クリニック

• 診療科目

一般歯科・予防歯科・審美歯科・歯周病科・矯正歯科

 

なるべく削らない虫歯治療・なるべく抜かない治療

歯科指導・歯科定期健診

審美修復治療・ホワイトニング

歯周病治療・歯周外科治療・歯周病予防・口臭治療

咬み合わせ治療・インプラント治療

義歯・特殊入れ歯

 

• 予約制、土曜日診療、急患随時受付
• 健康保険各種取扱、クレジットカード可・デンタルローン可
• 院内処方可
• 自費診療可
• 訪問診療可
• 病診連携可（手稲渓仁会病院）

 

《編集後記》

幼少の頃から生まれ育った小樽の地で、長年にわたり、たくさんの方のお口の健康にかかわって来られた石井先生。お話の中で、30年にわたって診てこられた方々についてお伺いすると、これまでから現在、そして今後の方向性まで見据えた治療について語ってくださいました。先生の理想を追いかけ続ける、現代的なクリニックでお話を伺いながら、同じ先生にずっと見ていただけるということのありがたさを感じるとともに、これをこの小樽の地で実現されていること、それこそがまさに、地域への想いを大切にされている石井先生の、生まれ育った地・小樽への恩返しでいらっしゃるんだなと、強く感じました。